手作りドット棒で100までの数を理解する

ピグマリオン6歳,未就学児

ピグマリオン教材はのんびりマイペースで進めております。ヌマーカステンで1~20を習得した後は、いよいよドット棒に突入です。ドット棒も「これは作れる!」と思っていましたので早速作ってみました。

ドット棒 台紙も作りました!

<必要なもの>
・厚紙(100円ショップで売っている工作用の方眼紙)
・青と赤の●を10×10でプリントしたもの(100以上の数を実感させるのに必要なので多めに印刷しました。ドット棒だけなら1枚でOKです)
・のり、カッター、カッターボード(はさみでもいいのですがカッターのほうが出来栄えが綺麗です)
・OPP梱包テープ
・厚紙と10×10のマス目だけをプリントしたもの(台紙の材料です)

作り方は簡単です。印刷した紙を厚紙にのりではりカッターで切り分けます。それだけでもOKですが、やはりOPP梱包テープでくるんだほうが綺麗です。端っこからの剥がれも心配ないです。私は10のドット棒を11本、あとは1~9のドット棒を作りました。赤は1~10でドット棒を作っています。赤・青は補数がわかるようにしております。台紙は厚紙に10×10のマス目だけでプリントしたものを貼り、こちらも補強のためもあってOPP梱包テープでくるみました。

使い方ですが、はじめは補数を実数実感させます。青●が1つの青ドット棒(棒っていう感じでもないですが)をおいてこれが1だね。次に青●が2つの青ドット棒をおいてこれが2ね、と9まで進めていきます。その後赤●が9つのドット棒を青●が1つのドット棒につなげておいて1(青)と9(赤)で10だね、赤●が8つのドット棒を青●が2つのドット棒につなげておいて2(青)と8(赤)で10だね、をつづけていき最後には10が10こで100だね!と数詞と数量を実感させました。

その後はカリキュラムにそって足し算をすすめていき、今は繰り上がりのある足し算をやっています。

例えば26と15の足し算は、台紙の上に26と15を少し離して作ります。子供にそれぞれドット棒を読ませて26と15を言わせた後、15の10のドット棒を26にくっつけ、次に5のドット棒を6のドット棒の上にのせます。すると青●の1つが台紙からはみ出します。この様子を見せて、10の塊(ドット棒)がいくつあるか、はみ出した青●はいくつかを答えさせ41だよと言って見せました。いくつか問題をこなしていくとちーた一人でもできるようになりました。

問題プリントにドット棒の絵がかいてあるとできるのですが、最後式だけの問題になるとまだスラスラとはできません。ドット棒かして!といってドット棒をつかって解きたがります。伊藤先生の本にはドット棒をつかうことなく頭で10の位の足し算と1の位の足し算を平行で処理し、答えの数字が瞬時に飛び出す感じが大事とあるのですが、なかなかそこの域へ達するには時間がかかりそうです。

最後までお読みいただきありがとうございます!