ドット棒 繰り下がりの引き算を理解する

ピグマリオン6歳,未就学児

ちーたさん、マイペースにドット棒を続けておりますが、現在繰り下がりの引き算にはいっております。

繰り下がりの引き算のドット棒の使い方としては、例えば15-6であれば、6をとるのに1の位の5ではあと1足りないので10の位から1をとり9となるのですが、10の位から1をとるときに10のドット棒をちょきん!とハサミで切り落とし15から6をとると9になると実感させます。

10から6をとって残りの4と1の位の5を足して9とはしません。引き算は”とる・ひく”であって”あわせる・たす”ものではない(4+5で9にしているところ)”とる・ひく”が引き算の実感なのだということのようです。

我が家のドット棒はパンダ母の手作りで厚紙にはったりOPP梱包テープでくるんだりとちょっと手間がかかっていますので問題を解くたびにハサミで”ちょきん!”とされては困ります。

はさみできるんだよとは教えてないので本人その発想はないと思いますが、彼なりに工夫をしています。たとえば、こちら42-4の場合は以下のようになります。

(1)42をドット棒でつくります
(2)10のドット棒を2と8にわけます←ここでちーたは「2と8を頂戴!!」といってきます
(3)母が2(赤)と8(青)をわたすとちーたから10ドット棒1本を返されます(交換)
(4)渡した2と8を配置します
(5)1の位の2(青)と10の位の2(赤)をとって38になりました

おそらく、ちーたは「4をとるのに1の位は2しかないのであと2足りないぞ。10は2と8にわかれるぞ。2と8で10をつくれば4がとれる!」と考えてパンダ母に「2と8頂戴!!」と言っているのではないかなと思います。引き算の ”とる” をちゃんと実感してくれていますね。スピードはそれほどなくドット棒も手放せませんが、この先もちーたなりのペースで進めていければいいなと思います。

暗算ではできずドット棒がまだまだ手放せません


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