【公文国語】DⅠ教材の推薦図書で出会った2冊|「少年探偵ブラウン」と「いのちのおはなし」

公文というと算数のイメージが強いかもしれませんが、我が家では国語教材のよさを夫婦でよく話しています。中でも印象に残っているのが、教材の中で紹介される「推薦図書」です。今回は、D教材の頃に出会い、特に心に残っている2冊について振り返ります。
推薦図書で「少年探偵ブラウン」に出会う
公文の国語教材では、いろいろなジャンルの文章に触れる問題に加えて、推薦図書の紹介もあります。DⅠ教材の推薦図書として紹介されていたのが「少年探偵ブラウン」でした。子どもから「これ読んでみたい」と言われ、さっそく借りてきました。
この本は、主人公のロイが事件を解決する短い物語と、その答えが分かれて構成されています。物語の終わりには「なぜわかったのだろうか」という問いかけとともに、答えが書かれているページ番号が示されていて、読者も一緒に謎解きに挑戦できる仕掛けになっています。
答えのページを読む前に、子どもと二人で「こうじゃない?」「いや、それは違うんじゃない?」とあれこれ推理し合いながら読み進めました。答え合わせをすると「そういうことだったのか」と、思わず声が出るような発見もありました。
冒頭に描かれる、ロイとお母さんのやり取りも印象的でした。物事をよく聞き、細かく観察し、記憶力を鍛えることがどれほど大切かを伝える一言があり、算数や国語のドリルとは違った形で、考える力や注意力の大切さに気づかせてくれる本だと感じました。
「いのちのおはなし」との出会い
もう1冊、印象に残っているのが「いのちのおはなし」です。作者は聖路加国際病院名誉院長を務められた日野原重明さんで、2017年に105歳で亡くなられるまで、現役の医師として活動を続けられていた方だと知りました。日野原さんについては、別の教養本でも紹介されていたのですが、この本の存在自体は公文の教材を通じて初めて知りました。
当時、子どもの生活面で気になっていたのが「だらだら」する時間でした。朝の準備でも、宿題や家庭学習に取り掛かる前でも、なかなか動き出せず、そのたびに親子でぶつかることが多くありました。
そんなときに出会ったのが、この本でした。「いのちのおはなし」は、日野原さんが10歳前後の子どもたちに向けて行った「いのちの授業」がもとになっています。いのちとは時間であり、一日一日の時間の中にいのちがある、いのちを無駄にしないということは時間を無駄にしないことだという考え方が伝えられています。
親から「時間を無駄にしないで」と言われるよりも、絵本を通して伝わるメッセージのほうが、子どもの心にはずっと響くのかもしれないと感じた出来事でした。

まとめ
| 推薦図書 | 出会った教材期 | 印象に残ったこと |
|---|---|---|
| 少年探偵ブラウン | DⅠ教材 | 親子で謎解きを楽しみながら、観察力や記憶力の大切さに気づけた |
| いのちのおはなし | DⅡ教材 | 「時間を大切にする」というメッセージが、説教よりも自然に伝わった |
今振り返って思うこと
公文の教材そのものだけでなく、そこから広がる推薦図書との出会いも、学習の大切な一部だったと感じています。ドリルや宿題では得られない、親子で一緒に考えたり、心を動かされたりする時間を持てたことは、教材の枚数以上に価値のある経験だったのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回使用した児童書
こちらからご覧いただけます。推薦図書のほんの一部です。
【公文(くもん・KUMON)シリーズ|一覧リンク】
このシリーズでは、以下のテーマについて実際に取り組んだ記録を順番にご紹介していきます。
◆ ストーリー本編
- 年長から公文(くもん)を始めました|算数ではなく国語を選んだ理由
- 【公文国語】B教材で語彙と漢字が伸びた体験|小さな気づきが学ぶ楽しさにつながった
- 【公文国語】宿題と面談で感じたこと|家庭学習を続けるために工夫したこと
- 【公文国語】C教材で初めてつまずいた話(前編)|教材を戻すまでの経緯
- 【公文国語】BⅡ教材に戻ってCⅡ教材修了までの記録(後編)|音読で変わった理解力
- 【公文国語】聞かれたことに正しく答える力|「ごんぎつね」で学んだ登場人物の気持ちの読み取り方
- 【公文国語】DⅠ教材の推薦図書で出会った2冊|「少年探偵ブラウン」と「いのちのおはなし」
- 【公文国語】先取り学習の先に選んだ「休会」という決断|国語をお休みするまでの記録
- 【公文英語】小2から始めてF教材修了・キーホルダーいただくまで|通塾を見据えた休会の判断
◆ 番外編
◆ 用語解説













