【公文国語】先取り学習の先に選んだ「休会」という決断|国語をお休みするまでの記録

2026年7月19日くもん8歳,二年生

公文を始めて9か月ほど経った頃、学年相当より半学年以上先に進んでいることを示す認定証を、初めていただきました。そこから約3年、先取り学習とどう向き合い、最終的に国語をお休みすることになったのか。今回はその過程を振り返ります。

なお、この認定証(進度一覧表基準認定証)そのものの仕組みや、教材進級賞との違いについては、別記事「進度一覧表基準認定証とは?」で詳しく解説していますので、気になる方はあわせてご覧ください。

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教材終了テストの点数から見えてきた課題

A教材に進んだ頃、以前よりもすらすらとは進まなくなり、自宅で宿題をしている途中に「くもん、いや」と投げ出しそうになることも増えていました。それでも声を掛けながら持ち直し、宿題をせずに教室へ行くという日はありませんでした。

教材終了テストの結果を並べてみると、点数がだんだんと低くなってきていました。内容が難しくなっているのだから当然といえば当然で、成長とともに、問題の難しさも上がっていきます。

A1教材の点数配分は、カタカナ40点、漢字35点、基本の文25点となっていますが、漢字は19点と半分程度しか取れていませんでした。宿題で数回しか書いていない漢字であれば、忘れてしまうのも無理はありません。

そこで、手元にあった1年生の漢字ポスターに、公文で習った漢字に丸をつけて壁に貼ることにしました。少しずつ知っている漢字が増えていく様子が見える化されると、取り組んでいる本人も楽しそうで、「全部に丸をつけたい」という気持ちが、漢字を知りたい・好きという気持ちにもつながっていけばいいなと思っています。

「先取りの目標」との向き合い方

一時期教材を戻したこともありましたが、その後C教材に続き、DⅠ教材も順調に終了しました。漢字の嫌がり方も少しやわらぎ、以前の「本当に嫌!」という状態から、「漢字のページは気が乗らないけれど、まあやろうかな」という様子に変わってきました。一方で、物語文ではない説明文(歴史などのお話)になると、「もう、これ本当にわからない」とぶつぶつ言いながら取り組む場面が増えました。

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教室に飾られている、3学年以上先の高進度でもらえるオブジェを、子どもは欲しがっていました。3学年先まで進みたいというよりは、単純にキラキラしたオブジェが欲しいという物欲のほうが強かったようです。オブジェをもらうには、小学2年生の国語の場合、年度末までにEⅠ・EⅡ教材の400枚を終える必要がありました。当時はDⅡ教材に入ったばかりで、残り約6か月で600枚を終えるのは現実的に難しく、気が遠くなる数字でした。

子ども自身がその苦労を受け入れてまで目指したいのであれば、それはそれでよいと思う一方で、家庭学習が公文だけで終わってしまう状態は避けたいという思いもありました。漢検(当時9級を受検予定)や算数の学習時間も必要だったためです。

6月末の進度はDⅠ教材で、その後DⅡ教材が20枚ほど終わったところでした。教科別進度一覧表の基準を見ると、9月末までにDⅠ教材が200枚終わっていれば、次の認定証には「2学年先」の文字が刻まれそうな見込みでした。3学年先は難しくても、2学年先には届くだろうか、と楽しみにしていました。

「2学年先学習」達成の先にあった異変

そして、ついに「2学年先学習」の文字が刻まれた認定証をいただくことができました。ところが、喜びもつかの間、子どもの様子に変化が見え始めます。

当時は国語に加えて、少し前から英語も並行して受講していました。普段は国語と「書き」のない英語の2教科で、入室から退室までは45分から1時間ほどが通常でしたが、ある時期から、滞在時間が2時間を超える日が出てきました。毎回ではなく、秋ごろから翌年2月ごろまでの間に2、3回ほどでした。「キラキラを目指してがんばりたい」と話していたものの、3月末まであと400枚という具体的な枚数が見えてくると、キラキラへの執着はすっかりなくなっていきました。それとともにやる気もしぼんでいくようで気になっていましたが、毎日の宿題(5枚)は続けており、教室に行くことを嫌がる様子もありませんでした。

とはいえ、2時間も教室で時間を取られると、他の家庭学習に影響が出てしまいます。どうしたものかと思っていた頃、1時間半経っても帰ってこない日が続いたため、少し早めに迎えに行き、終わるまで教室の外から様子を見てみることにしました。すると、鉛筆や消しゴムを転がして時間をやり過ごしている姿を目にしました。

私だけでなく、別の日に迎えに行った夫も、同じ光景を目撃していました。これはまずいと思い、先生にも最近の教室での様子を確認すると、先生も同じように感じていたようでした。

「こくご、やめます」という決断

やり終えたプリントを見ると、自力で頑張りながらも同じ箇所を何度か間違え、先生からヒントをもらってどうにか答えにたどり着いた跡がいくつも残っていました。もっと早く気づいてあげればよかったと思いながらも、その場で先生に「こくご、やめます」と伝えました。

宣言をした翌日、先生から休会を提案していただき、ひとまず「お休み」という形にしました。ただ、数か月でどうにかなるとは思えず、このまま退会になるだろうと考えています。

最終日、そしてその後

最終日となった3月末にはEⅠ教材200枚まで進み、年長さんから始めて約3年間で、2学年半先まで頑張ることができました。

4月になり、英語1教科(まだ「書き」には入っていない段階)だけになった初日は、予想を大きく上回る早さで、滞在時間12分で帰ってきました。早すぎる、ということで、先生に英語の宿題を2倍にしていただき、新学期をスタートすることになりました。3年生は、英語をがんばっていく予定です。

まとめ

出来事様子
A教材期漢字テストで苦戦。漢字ポスターで見える化を工夫
B教材期語彙が増え、漢字に興味を持つなど、比較的順調に学習を進める
C教材期登場人物の立場や文末表現でつまずき、BⅡ教材まで一度戻る
D教材期3学年先のオブジェに憧れつつ、家庭学習全体のバランスを重視
「2学年先学習」達成目標達成の一方、教室での滞在時間が延びる異変が発生
「こくご、やめます」宣言教室での様子を確認し、その場で国語を辞める決断
国語終了EⅠ教材200枚、年長から約3年間で2学年半先まで到達

今振り返って思うこと

先取り学習は、目標が明確になるほどモチベーションになる一方で、具体的な枚数が見えてくることで、逆にプレッシャーになってしまう場合もあるのだと感じました。

「キラキラのオブジェが欲しい」という気持ちが自然にしぼんでいったように、子ども自身のペースや気持ちの変化に、もっと早く気づいてあげられたらよかったという反省もあります。それでも、2学年半先まで進んだという事実は、この3年間の積み重ねとして残るものだと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

【公文(くもん・KUMON)|一覧リンク】

実際に取り組んだ記録を順番にご紹介していきます。

【体験談】年長から始めた公文国語・英語まとめ|先取り学習から休会まで全記録

◆ ストーリー本編

  1. 年長から公文(くもん)を始めました|算数ではなく国語を選んだ理由
  2. 【公文国語】B教材で語彙と漢字が伸びた体験|小さな気づきが学ぶ楽しさにつながった
  3. 【公文国語】宿題と面談で感じたこと|家庭学習を続けるために工夫したこと
  4. 【公文国語】C教材で初めてつまずいた話(前編)|教材を戻すまでの経緯
  5. 【公文国語】BⅡ教材に戻ってCⅡ教材修了までの記録(後編)|音読で変わった理解力
  6. 【公文国語】聞かれたことに正しく答える力|「ごんぎつね」で学んだ登場人物の気持ちの読み取り方
  7. 【公文国語】DⅠ教材の推薦図書で出会った2冊|「少年探偵ブラウン」と「いのちのおはなし」
  8. 【公文国語】先取り学習の先に選んだ「休会」という決断|国語をお休みするまでの記録
  9. 【公文英語】小2から始めてF教材修了・キーホルダーいただくまで|通塾を見据えた休会の判断

◆ 番外編

◆ 用語解説