税額控除とは?住民税決定通知書の「税額控除額」の中身を調べてみました【住民税通知書を読み解くシリーズ②】

前回の記事では、住民税決定通知書が届いたら確認したい5つのポイントをご紹介しました。
その中でもパンダ母が一番気になったのが「税額控除額」です。
通知書を見ると金額だけが書かれていて、
「何が控除されているの?」
「本当にこの金額で合っているの?」
と疑問に思いました。
そこで私は、3月に提出した確定申告書の控えと住民税決定通知書を並べて、一つずつ計算してみることにしました。
最初は「税額控除」という言葉すらよく分かりませんでしたが、調べながら計算していくと、通知書の数字とほぼ一致したのです。
今回は、その時に分かった「税額控除額」の中身について紹介します。
税額控除額とは?
住民税は、大まかに次の順番で計算されます。
- 課税標準額を求める
- 税率10%を掛ける
- 税額控除を差し引く
- 所得割額が決まる
つまり、「税額控除額」は最後に税金から直接差し引かれる、とても大切な項目です。
所得控除とは違い、税金そのものを減らしてくれるため、効果が分かりやすいのも特徴です。
私の通知書では何が含まれていた?
私の住民税決定通知書では、税額控除額の中に次の4つが含まれていました。
- 調整控除
- 寄附金税額控除(ふるさと納税)
- 配当控除
- 配当割額控除
どうやって「4つの税額控除」があると分かったの?
通知書には「税額控除額」という合計金額しか書かれていません。
最初は、
「この金額は何でできているんだろう?」
というところからスタートしました。
そこで、3月に提出した確定申告書の控えや申告内容確認票を引っ張り出して、一つずつ見比べてみることにしました。
まず見つけたのは、ふるさと納税の寄附金税額控除です。
これは住民税決定通知書の摘要欄にも記載があり、「この控除はここだ」と確認できました。
次に、確定申告の内容確認票を見ると配当割額控除額という項目がありました。
「これも税額控除の一つなんだ。」
と気付きます。
さらに、配当金を総合課税で申告していたため、配当控除も受けていることが分かりました。
ここまで確認しても、まだ税額控除額の合計とは一致しません。
「あと一つ足りない。」
そう思って調べ続けたところ、最後に見つかったのが調整控除でした。
こうして、
- 調整控除
- 寄附金税額控除(ふるさと納税)
- 配当控除
- 配当割額控除
という4つの税額控除が合計されて、住民税決定通知書の「税額控除額」になっていることが分かりました。
一つずつ確認していくと、バラバラだった数字が少しずつつながっていく感覚があり、とても面白かったです。
まとめ
住民税決定通知書の「税額控除額」は、ただの一つの数字ではありません。
その中には、前年の確定申告やふるさと納税、配当金などが反映された、いくつもの税額控除が含まれています。
私も最初は「税額控除」という言葉しか分かりませんでしたが、一つずつ調べていくことで、住民税の仕組みが少しずつ理解できるようになりました。
もし税額控除額が気になったら、住民税決定通知書だけで終わらせず、確定申告書の控えも一緒に見てみてください。
数字と数字がつながると、税金の仕組みがぐっと分かりやすくなります。
※本記事は、実際の確定申告書の控えと住民税決定通知書を見比べながらまとめた体験談です。税額控除の種類や計算方法は、所得の内容や年度、お住まいの自治体によって異なる場合がありますので、詳細は国税庁・総務省などの公式情報もあわせてご確認ください。
次回予告
税額控除の中でも、私が最初に疑問に思ったのが「調整控除」でした。
名前を見ても、「何を調整する控除なの?」と全くイメージが湧きません。
そこで次回は、一番名前が分かりにくかった「調整控除」について、私が調べた内容を分かりやすくご紹介します。
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【住民税通知書を読み解くシリーズ|一覧リンク】
住民税決定通知書は、一見すると数字が並んでいるだけの書類ですが、一つずつ読み解いていくと「なぜこの税額になったのか」が見えてきます。
このシリーズでは、実際に私が住民税決定通知書を確認しながら調べた内容を順番にまとめています。












