【日常のこと】おこづかいとお金教育
お金に関する感覚ってとっても大事だと思ってます。この先のお金と付き合うための心構え的なことを実践を踏まえてだんだんわかっていけばいいなぁと思いまして以下試みておりました。
1)お小遣いは定額ではなくお駄賃制
具体的にはお皿洗い、お風呂掃除、毎朝のカーテン明け、新聞を取りに行くといった家族のための労働で1回につき10円から100円の価格幅が設定されています。自分のために行うこと(自分が食べたお皿を片付けるなど)は含みません。実行したらお手伝い管理表にお手伝い名と日付と金額を書き込みます。
支払いは月末で、管理表を集計してお給料のように渡します。
2)もらったお金は3つに分ける
手に入れたお金をすべて自分の好きなことに使えるかというとそうではなく、はじめにお金を3つに分類して保管します。
・将来のためのお金(銀行に預ける分)
・学用品など必要なものを買うお金
・自分が自由に使えるお金
割合は、5:3:2くらいで、月500円たまると250円:150円:100円といった感じなので、自分が好きに使える分で貯まるのは100円程度です。
幼児のうちはお手伝いをすると家族のみんなが喜んでくれてほめてくれて自分も嬉しい、みんなのためになることをするのは楽しいといった感覚を身に着けてほしいなぁと思いお駄賃制度は導入しておりませんでした。小学1年生から日々のお手伝い(労働)の対価としてお金を渡すようにしたのですが、理想と現実は異なりまして、半年くらいで挫折をしています。
毎日できるものとして「朝のカーテン明け」をやっていたのですが、小学生になってから朝起きられなくなりいつまでも布団の中にいる、家族は日の光を浴びたいのでカーテン明けお手伝いを待っていられない、なんとなく険悪なムードになり朝から雰囲気が悪いよろしくない状態が続き、そのうちにお手伝い管理表の更新もしなくなりだんだんとやらなくなってしまいました。
転機は突然訪れまして、キッザニアに行ったときにいままでためたお小遣い(自分が自由に使えるお金)を持参したのですが、帰りのお土産コーナーでほしいと思ったものがお金がたりなくて買えずといった経験をしました。しばらく諦められずに目的のモノの前から離れませんでしたが、気持ちに折り合いがついたのか「ちーた頑張ってお手伝いしてお金貯める、次に来たときに買えるように頑張る」と復活発言が飛び出しました。
前のようなやり方だとやっぱり長く続かないのではないかと思ったので、今回は一緒に牛乳パックを使った簡単ちょきんばこをつくり、お手伝いをした後すぐに10円など渡してチャリンとできるように、管理表とはちがった見える化を行った結果、毎朝のカーテン明けが続いてできるようになりました。
嬉しいことに”朝なかなか起きられない”という問題も解消しています。時間になると寝ているちーたに「チャリン頑張って~」とささやくだけで飛び起きリビングに直行です。いいかどうかはさておきですが^^;
目的ができるってやっぱりいいんだなぁと思いながらも今の状況はまだ”定着した”とはいえず、続いてくれるといいんだけど…とパンダ母的には思っています。
ちなみにキッザニアではお仕事をするとキッゾ(キッザニアで利用できる紙幣)がもらえます。デパートもありキッゾを使ってお買い物体験もできますし、キッゾを使わずに銀行に預けることもできます。
デパートにも銀行にも大人の付き添い入店はできないので子供が自分でどうにかするしかありません。そういった体験もちーたの中のお金体験として積み上げられているのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。