こぐま会「ひとりでとっくん」だけどひとりではやりません

2021年9月13日こぐま会5歳,6歳,未就学児

小学校受験で有名なこぐま会の「ひとりでとっくん」シリーズを、某有名小学校に合格した方から譲っていただき、小学校受験の予定はないのですが取り組んでみることにしました。もともとこぐま会は久野先生著書の『3歳からの「考える力」教育』を読んでいて、当時なんだかものすごく衝撃的でその理念に感動した記憶があります。ピグマリオンの伊藤先生もそうですが、パンダ母の解釈では、”幼児期はプリントのみの世界ではなく具体物で見せてみる、やらせてみるを経てからのプリント学習が効果的” ということかなと思っています。

こぐま会とは?
久野先生が提唱する”KUNOメソッド”という教育理念・指導方法にもとづき、幼児期のものの見方や考え方をみにつけ、考える力を育むことを重視する幼児教室です。教室に通う以外にも知育教具やプリント教材が用意されており家庭学習も可能です。
教育理念、独自の教具やプリントなど、ピグマリオンと通じるものがあるなとパンダ母は思っていまして、この2つをちーたの年長学習の主流として取り組んでいきたいと思っています。

幼児期にぜひ育てておきたい「考える力」。考える力とは、端的に言ってしまえば「視点を変えて物事を考える力」とか「柔軟な思考力」ということになります。幼児期にこそ、こうした考え方の基本を学ばなければなりませんが、そのためには自ら物事に働きかけ、試行錯誤して解答にたどり着くという経験が必要です。
事物を用いることの最大の理由は、「教え込まれた知識は時間が経てば忘れてしまうが、実際にものに働きかけ、試行錯誤して得た情報や思考法は、忘れることなくしっかり身についていく」ということです。こうした基礎ができ上がった段階ではじめて、ペーパー教材を使うことに大きな意味が生まれ、また考える力が要求される難問にもチャレンジしていくことができるようになるのです。
こぐま会が理念のひとつとして掲げる「教科前基礎教育」の中身は、大きく6つの領域「未測量・位置表象・数・図形・言語・生活 他」に分けられます。これらすべての学習内容は、小学校入試における合格をゴールとして定めているわけではなく、小学校以降の教科学習を支える学力の基礎づくりのために欠かせない、大変意味のあるものです。

こぐま会HPより引用

『3歳からの「考える力」教育』にもこの6つの領域の話が書かれています。この6つの領域にあることを日常の会話でも意識してちーたと話したり遊んだりするようにしていました。

こぐま会さまのHPよりお借りしました

例えば、未測量では麦茶を3人分いれるときにおなじコップに量を変えていれた後、「どれが一番多い?」ときいて指さしさせる、同時に「なんでそう思ったの?」ときき理由を答えさせる(麦茶の高さが一番高いからといっていました)といったことや、位置表象ではちーたお気に入りのチップのぬいぐるみを真ん中におき、「お絵かきしてみよう!」と声をかけ、前・後・右・左にちーたをすわらせ4回絵をかかせてみました。横顔がかなりへたくそですが、黒く塗りつぶされているところがチップの鼻で、4枚とも耳は赤で塗りつぶされています。

こぐま会のプリントをはじめたのは6歳になってからですが、始める前には日常生活の中で具体物を使ってパンダ母があまり気負わず思い出す範囲で働きかけをしてきました。
ちなみに、「ひとりでとっくん」という問題集の名前ですが、”ひとりでやってごらん”と声掛けのみでできる内容ではなく(ちーたにはまだまだ難しいです)パンダ母と”一緒にとっくん”しております。

こぐま会教材、提携SAPIX(サピックス)ピグマの「幼児通信教育モコモコゼミ」

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