登場人物の気持ちを理解する
先日受けました全国統一小学生テスト、返却はまだですがちーたと話しをすると散々な結果であることは残念ながら間違いない事実であろうと確信しているパンダ母は、国語の長文読解で見当違いな答えをみて登場人物の気持ちがわからない??なら言葉にだす練習をしてみようということで、絵本を一緒に読んで「○○っていまどんな”気持ち”なんだろうね~」といった感じで聞いてみることにしました。
絵本は公文からよくかりてきます。くもんの教材に出てくる推薦図書のお話をくもんの本棚でみつけるとかりてくるルーチンができているように思います。いまちょうどかりてきている本に「ごんぎつね」がありまして、パンダ母こちらを一緒に読んで登場人物の気持ちを聞いてみることにしました。
二人でならんで読み進めていきます。その場面でのごんや兵十の気持ちや、なぜそうなってしまったのか?この人は誰?などいろいろ聞いてみました。
聞くたびに、え?なんで??? ん?そこ?? はい?? と珍解答にたじろぐパンダ母。
兵十が病気のおかあさんのためにうなぎをつかまえました。ごんはいたずらをしてうなぎをとってしまいました。そのあとおかあさんは死んでしまったので兵十はおかあさんにうなぎをたべさせることができなかったのです。ごんは、あんないたずらしなきゃよかったと思いました。
「ごんは ”あんないたずらしなきゃよかった” って言ってたけどどうしてそうおもったのかな?」
「うーん、わかんない」
ん?わからないか・・・。えっと、、、と上記の展開を説明しました。
兵十は病気のおかあさんにうなぎを食べさせてあげられなくなっちゃって悲しかったよねきっと。兵十の気持ちを思ってごんも悪かったな~って気持ちになったんじゃないかな~いたずらしなければ、兵十はお母さんにうなぎを食べさせることができたし悲しい気持ちにはならないよね~
と伝えてみました。日常で”うれしい・かなしい”などの気持ち、感情の理解はできていると思っていたので、わからないと言われるとは思っていませんでした。
ごんはいいことをしようと思い、いわし売りがよそのおうちにいっているあいだに道ばたにおかれたイワシの籠からイワシをとって兵十の家の中に投げ込みました。
次の日、兵十の頬にかすり傷がありました。兵十はいわし売りに盗んだと思われてひどい目にあったのです。ごんは、これはしまったと思いました。
「ごんは ”これはしまった” って言ってたけどどうしてそうおもったのかな?」
「うーん、ごんがなげたイワシで兵十がケガしちゃったから??」
(ん?えっと、そんなことどこにもかいてないよね… パンダ母心の声)
「なんでいわし売りは兵十をひどい目にあわせたんだろう?」
「????」
質問していくとちーたは???となっていきましたがパンダ母は感動でした。改めて読みなおした”ごんぎつね”ですが、これってすごいよい教材なんだなと思います。くもんのCⅠ教材の推薦図書の紹介ででてきますが、”兵十はどうするのでしょうか?ごんの気持ちは届くのでしょうか?”の問いかけに切なくなります。
ちーたの登場人物の気持ちを理解する件は続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。