【公文国語】C教材で初めてつまずいた話(前編)|教材を戻すまでの経緯

公文国語のC教材で初めてつまずいた我が家の体験談。登場人物や文末表現の理解に苦戦し、BⅡ教材まで教材を戻すことになった経緯を、実際のエピソードとともに紹介します。後編では音読による立て直しとCⅡ教材修了までを紹介します。
C教材で初めて「難しい」と感じるようになった
先生からは、以前からこう言われていました。
「C教材は最初のつまずきポイントになりますよ」
実際にCⅠ教材に取り組み始めると、その言葉どおりでした。文章は長くなり、次のようなことを理解しながら答える必要があります。
- 登場人物は誰なのか
- 誰が話しているのか
- 文末は過去なのか現在なのか
以前のようにスラスラ進むことは少なくなり、「わからない!」と言って宿題を止めてしまう日も増えていきました。立場や文末表現を問う問題では、ちんぷんかんぷんな答えを書いてしまうこともありました。

親が教えようとすると逆効果だった
子どもが困っている様子を見ると、つい教えたくなるものです。私も「ここはこういう意味じゃない?」と声を掛けてしまいました。
ところが、口を挟まれること自体が嫌だったようで、その瞬間にやる気を失ってしまうことが何度もありました。そこで途中から、分からないところは教室に任せ、家庭では「今日も最後までできたね」と声を掛けるだけにしました。結果的に、この距離の取り方が我が家には合っていたように思います。
テストの結果と、宿題からの「逃走」
CⅠ教材終了後のテストでは、十分に理解できていない部分が見つかりました。教室への行き帰りを含めて1教科に1時間かかることもあり、自宅での宿題中にリビングから姿を消してしまうこともしばしばありました。わからなくなったり、できなくなったりすると、寝室へ逃げ込んでしまうのです。私がヒントを出しても、聞く耳を持たずにシャットアウトされてしまう場面も多くありました。
教材をBⅡまで戻すことに
先生と相談した結果、一度BⅡ教材まで戻ることになりました。最初は「せっかく進んだのに戻るの?」と少し驚きましたが、先生の考えはとても明確でした。
目的は、「できないまま先へ進むこと」ではなく、もう一度「できる」という感覚を取り戻すことです。そのために先生が勧めてくださったのが、声に出して読む「音読」でした。詳しくは後編でお伝えします。
教材が会話のきっかけになることもあった
一方で、公文の教材は新しい興味の入り口にもなっていました。
ある朝、宿題をしていた子どもが、
「オリオン座って何?」
と聞いてきました。朝はいつも時間との勝負ですが、この日は少しだけ立ち止まり、一緒に調べてみることにしました。星座の名前や星の並び方、ギリシャ神話まで話が広がり、「そうなんだ!」と興味津々で聞いていました。

また、公文教室で宮沢賢治の本を借りてきたこともありました。まだ一人で読むには難しい内容でしたが、「いつか読めるようになるかな」と思いながら、読み聞かせをしていたことを覚えています。
教材に出てきた言葉をきっかけに新しい世界への興味が広がったり、教室で借りてきた本から知らない物語に出会えたり――そんな時間も、つまずきの中で見つけた公文国語の魅力だったと思います。

まとめ
C教材では、初めて「難しい」と感じる場面が増え、宿題から逃げ出してしまう日もありました。それでも、教室と家庭で役割を分けたことや、先生と相談してBⅡ教材まで戻る決断をしたことが、その後の立て直しにつながっていきます。
| 出来事 | 様子 |
|---|---|
| CⅠ教材開始 | 立場・文末表現で苦戦。「わからない」で宿題が止まることも |
| 親のフォロー | 口を挟むと逆効果。教室に任せる方針に |
| 会話のきっかけ | オリオン座や借りてきた本をきっかけに、興味が広がる |
| CⅠ教材終了テスト | 理解不足が判明。宿題からの「逃走」も増える |
| 教材変更の決断 | BⅡ教材まで戻り、「できる」感覚を取り戻すことに |
今振り返って思うこと
当時の私は、「教材が進むこと」が成長だと思っていました。だから、「戻る」と聞いたときは、少し後退したような気持ちになったのを覚えています。
でも数年たった今振り返ると、公文は「先へ進むこと」よりも、「理解してから進むこと」を大切にしていたのだと感じます。子どもにとって大切なのは、学年より先に進むことではなく、「わかった!」という経験を積み重ねることなのだと思います。
それでも、C教材で初めてつまずいた経験は、親の私にとって「戻ることは決して悪いことではない」という大きな学びになりました。
教材を戻してから、先生に教えていただいた「音読」を意識することで、少しずつ理解が深まり、「わかった!」という笑顔が戻ってきました。次回は、BⅡ教材へ戻ってからCⅡ教材を修了するまでの様子を振り返ります。
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このシリーズでは、以下のテーマについて実際に取り組んだ記録を順番にご紹介していきます。
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- 年長から公文(くもん)を始めました|算数ではなく国語を選んだ理由
- 【公文国語】B教材で語彙と漢字が伸びた体験|小さな気づきが学ぶ楽しさにつながった
- 【公文国語】宿題と面談で感じたこと|家庭学習を続けるために工夫したこと
- 【公文国語】C教材で初めてつまずいた話(前編)|教材を戻すまでの経緯
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